高次脳機能障害の症状・評価・リハビリテーション
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本日も、ブログを読んで頂き有難うございます。

 

突然ですが、質問です。

 

Q.全国で、高次脳機能障害者数何人いると思いますか?

 

 


答えは、

32千人です。(平成28年 厚生労働省HPより)

 

 

また、高次脳機能障害は、

脳血管障害8割を占めています。

 


image:高次脳機能障害についてー東京都医師会

 

リハビリテーションを提供するリハビリスタッフは、

「高次脳機能障害」を理解し、対象者に合わせた介入が必須

となります。

 

 


高次脳機能障害とは

 

1)定義


大脳・大脳辺縁系・視床・視床下部・中脳など、

中枢神経の領域が損傷する事によって生じた症状の為に、正常な能力の実現が障害された状態。

とされています。

 


ここでの能力は、

行動

認知

のふたつに分ける事が出来ます。

 

 

 

行動と認知



高次脳機能障害を呈すると、

行動面認知面

に様々な異常が現れます。

しかし、行動の異常と認知の異常は必ずしも、平行しない事を認識する必要があります。

例えば、
動きが全て停止した状態(行動の異常)でも、必ずしも認知過程が停止しているとは限りません。

そもそも、行動と認知とは、何なのかを説明していきます。

 

 

1)行動とは


人が環境の中で引き起こす動きの全てを行動と呼びます。


※動きとは

一つの関節の動きや、まとまった関節の動き、眼球を動かすといった部分的な動き、あるいは走ったり、喋ったりする全ての動きを指します。


運動行為反応操作などと呼ばれている現象はすべて行動という大きなカテゴリーに入ります。

 

 

2)認知とは


認知は主観的的過程であり、行動(動き)に変換されない限り、
外部から観察出来ない「精神的な行動」とされています。

意識・感情・言語過程・記憶・概念・思考・問題解決・意図など心理過程の全てを認知と呼びます。

※認知過程の中には、言語や動作などの行動として、表出され、外から観察出来るものがあるが、認知過程の全てが行動化されるわけではありません。

 

♦重要point

中枢神経の働きが身体運動に変換されたものが行動。

中枢神経の働きが心理過程に変換されたものが認知。

 

 


高次脳機能障害の階層的関係

 

脳の一部が障害されると、

その領域の機能に対応した行動・認知障害が生じる他に、全体的な行動・認知能力にも何らかの変化が生じます。

個別的行動認知能力の背景にはその能力を支える、

基盤的認知能力
が存在しています。

さらに個別的認知能力は、それらだけで活動する事では無く、

最終的には、統合的認知能力にまとめられます。


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1)基盤的認知能力


基盤的認知能力に入るのが、

意識注意記憶感情であり、

脳活動の基礎的能力です。

発症早期は、まずこの能力の回復が優先されます。

 


2)個別的認知能力


基盤的認知能力の土台の上には

知覚性認知能力、空間性認知能力、行為能力、言語能力などの

個別的な行動・認知能力が形成されます。

 

これらの症状の場合、
注意や記憶などの基盤的認知能力の障害
が加わっています。

 


3)統合的認知能力


以上に述べた個別的認知能力が統合されて、一つの行動・認知統合体を作り上げます。


この統合的認知能力も様々に障害されます。

 

 


それぞれの障害

 

それぞれの障害を以下のサイトに記載してあります。

一度、見て頂く事をおすすめします。

画像をクリックすると見る事が出来ます。

 

1)意識・覚醒障害

意識・覚醒とは、注意や行動、言語などの高位機能の基盤であり、
意識・覚醒をあげる事は、基盤的認知能力の底上げになります。

 

詳しくは画像をクリック

 

 

 

2)注意障害

注意障害とは、

詳しくは画像をクリック

 

3)記憶障害

記憶障害とは、

詳しくは画像をクリック

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4)半側空間無視

半側空間無視とは、

詳しくは画像をクリック

 

4)失行・行為障害

失行・行為障害とは、

詳しくは画像をクリック

 

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