脳画像を理解する。〜脳画像の種類編〜
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管理人のYudai@yudai6363)です。

 

 

今回からの内容として、「脳画像が苦手なThrでも理解出来る様にシリーズ化」にしてまとめていきます。

 

まず、知っておくべき基礎知識

解説していきます。

 

脳画像を読み解く必要性

 

脳画像を見て「何がなんだか分からない」「苦手だ、、、」というThrは沢山いると思います。

 

実際、脳画像を理解していなくても、臨床する事は出来ます。

 

しかし、脳画像を理解すれば、より対象者の状態を理解でき、質の高い臨床を行うといった臨床の一助になります。

 

  

 

 

脳画像の種類

 

脳画像は、ざっくりとCTMRIに分ける事が出来ます。

 

▶︎CT画像

 

CTは、放射線を使用して撮像する機械です。

 

臨床的には、出血病変の検出に用いられ白く写ります。

出血病変とは?

例えば:
・脳出血
・クモ膜下出血
・頭部外傷

 

◯メリット

・短時間で検査が行える。(頭部領域の疾患は生命や予後に関わる為、迅速に診断する必要がある。)

 

 

✖︎デメリット

・解像度が悪く被曝する。

 

 

▶︎MRI画像

 

MRIは、磁気を使用して撮像する機械です。

 

◯メリット

・解像度が良く被曝しない。

 

 

×デメリット

・検査の時間を要する。(約30分の検査時間)

 

 

またMRIには、

・脳の中の液体を黒く写す(低信号)T1強調画像系

・脳の中の液体を白く写す(高信号)T2強調画像系

に分ける事が出来ます。

 

T1強調画像系

 

T2強調画像系

 

 

 

▶︎▶︎FLAIR画像

 

T2強調画像系の一種であるFLAIRは、脳脊髄液等の自由に動く液体が白くならない様に信号を抑制したものであり、ある程度動きが制限された液体(古い病変)が白くなります。

 

臨床的には、CTでは検出できない様な少量のクモ膜下出血を抽出できます。

 

 

 

▶︎▶︎DWI画像

 

 

T2強調画像系の一種であるDWIは、運動が低下した領域が白くなります。

 

臨床的には、急性期の脳梗塞などの起きたばかりの病変は、脳組織の液体が詰まっている(動かない)ので白くなります。

 

 

 

 

まとめ

 

・T1強調画像系(低信号)は、脳の形を見る為に使われる。また、脳の中の水を黒く写す。

 

・T2強調画像系(高信号)は、脳のコントラストを見る為に使われる。また、脳の中の水を白く写す。よく使用されるのがFLAIRとDWI。


→FLAIR:古い病変などの動きが制限された液体は白くなる。

→DWI:新しい病変などの詰まった液体は白くなる。

 

 

 

 

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