ポジショニング 脳卒中による肩関節亜脱臼を理解する。 片麻痺による肩関節亜脱臼は、棘上筋と三角筋の麻痺によって引き起こされる。評価では、肩峰下端に1押指以上の開きがあると亜脱臼と診断される。予後予測では、発症6ヶ月以内で上肢BRSがⅢ以上、又はBRSが向上すると亜脱臼が改善する傾向がある。...
上肢機能 脳卒中の運動麻痺におけるローテーターカフ(回旋筋腱板)のアプローチ 脳卒中後の対象者で、肩を挙上する際に、肩甲帯が伸展の最終域で固定し、三角筋の中部繊維で腕を振り回しながら挙上する対象者はいませんでしょうか? 更にこの動作を繰り返すと、肩にストレスが生じ疼痛が生じる原因となります。 このような場面がみられる...
中枢疾患 拘縮に対してのリハビリテーション 今回は、「拘縮」についてまとめていきます。 この記事を読めば、 "拘縮の責任病巣・メカニズム・アプローチ法"を学んでいきます。 はじめに 関節可動域(以下:ROM)障害は、理学療法・作業療法ともに上位に挙がっています。 また、臨床に...
上肢機能 上肢運動麻痺に対する電気刺激療法 ブログを読んで頂き有難うございます。 今回の内容は、 上肢運動麻痺に対する電気刺激療法 についてまとめました。 電気刺激療法とは 簡単に説明すると電気刺激療法とは、 "麻痺側に電流を流す事によって神経の興奮などの作用を活発化し治療効...