ADL 歩行を理解する。〜ロッカーファンクションについて〜 歩行における3つの回転軸はPerryが提唱した、「ロッカーファンクション」という要素が重要と考えられており、足部を軸にしてスムーズに前に進む為の戦略となっている。今回、ロッカーファンクションについて解説する。...
ADL 歩行周期を理解する。〜立脚期・遊脚期の歩行分析〜 歩行における1側の下肢の運動周期は、大きくわけて2期から成り立ち足が床に着いている期間を「立脚期」、足が床に着いていない期間を「遊脚期」と呼ぶ。今回は立脚期・遊脚期の歩行分析を中心に解説する。...
ADL ADL場面から高次脳機能障害を理解する。〜行動場面からの評価をする〜 特定の認知機能訓練(机上課題)を実施してもADLに般化するかは不明確となっています。このことから、実際にADLの観察場面からどの様な高次脳機能所見が自立度を妨げているかを評価し、作業療法で特化して行うADLの直接介入が求められます。...
ADL FIMの採点法を理解する。〜各項目に対する評価〜 FIMとは、1983年にGrangerらによって開発されたADL評価法です。 FIMの対象年齢は7歳以上であり、どの疾患にも適応可能となっています。 実際に「している」状況を記録する事で介助量を測定できます。 FIMは、ADL評価法の中でも...