バランス リーチ動作に伴う体幹機能を理解する。〜体幹機能への介入方法〜 上肢のリーチ動作において、肩関節のみの運動で表現する事は適切で無く体幹の運動が基盤となります。リーチ動作に対して介入する際、上肢機能に着目しがちですが、まずは脳卒中対象者の動作分析を行い、体幹機能が働いているか評価し介入する事が重要です。...
中枢疾患 運動制御を理解する。〜内側運動制御〜 内側運動制御は、中枢部の筋のコントロールや、姿勢筋緊張のコントロールが主な役割。内側運動制御の神経路は、両側に下行する為、片方の半球が損傷されても両側性の機能が低下する。内側運動制御が損傷する事で麻痺側に限らず、非麻痺側にも影響を及ぼす。...
筋緊張 痙縮について 〜神経経路〜 はじめに 臨床中、脳卒中などの上位運動ニューロンの障害により、痙縮を伴う対象者に対して、痙縮の理解が曖昧なため、ひたすらリラクゼーションや努力性になる様な課題・筋トレを提供していました。もちろん何も変化がないまま退院していく対象者もい...