ポジショニング 脳卒中による肩関節亜脱臼を理解する。 片麻痺による肩関節亜脱臼は、棘上筋と三角筋の麻痺によって引き起こされる。評価では、肩峰下端に1押指以上の開きがあると亜脱臼と診断される。予後予測では、発症6ヶ月以内で上肢BRSがⅢ以上、又はBRSが向上すると亜脱臼が改善する傾向がある。...
整形 肩関関節の構成を運動学視点から理解する。 運動学を基に肩関節の構成をわかり易く解説します。肩関節を理解するうえで必要な知識として、・肩関節の構成・肩関節の安定化の構成要素・肩甲上腕リズムが挙がります。今回は、上記に挙げた3つの必要な知識を重点に解説していきます。...
上肢機能 脳卒中の運動麻痺におけるローテーターカフ(回旋筋腱板)のアプローチ 脳卒中後の対象者で、肩を挙上する際に、肩甲帯が伸展の最終域で固定し、三角筋の中部繊維で腕を振り回しながら挙上する対象者はいませんでしょうか? 更にこの動作を繰り返すと、肩にストレスが生じ疼痛が生じる原因となります。 このような場面がみられる...